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サイクリストの聖地、しまなみ海道に行ってきた!

 前回の予告通り,しまなみ海道に行ってきました.
 今回は何と同行者有り! 超珍しい.と言うか輪行では初.


 同行頂いた大帝国絶対永久皇帝★さん(以下,陛下),ありがとうございました.ブロンプトン初輪行でしまなみ海道片道全区間制覇,ホントにお疲れ様でした

 しまなみ街道

 で,私個人の総括ですが,私もまーしんどかったです.


 ここでしまなみ海道に行かれたことのあるサイクリストでそこそこの方であれば,そこまでしんどくないやろ,と突っ込まれるかと思います.距離も片道なら75kmぐらいですしね.
 ぶっちゃけ私の足でも,片道なら余裕あると思います.特に今回はおすすめコース(初級)でしたし.


 しかし私,往復したんですよね.


 何で往復にしたかというと,単に70キロだったら物足りないなと思ったからです.
 峠2本込みジャスト100キロのサイクリングなら近所でもできるわけですし,わざわざ輪行するんだから,最低でも距離だけはそれを上まわりたいな,と.
 それと,新幹線で行って新幹線で帰ってくるには,今治往復して尾道まで戻ってこなければならないわけですよ.切符は既に手配してましたし.

 そんなわけで往復にしたのですが,実は私,なめてたんですよしまなみ海道を.
 往復距離約150キロと言えば,淡路島と同じ距離ですよね.
 私,淡路島が本当に本当にしんどかったわけです.平地~激坂~平地で150キロ.
 その後行った琵琶湖も,半端なくしんどかったのです.あれはほとんど平地で200キロ.

 それらと比べたらしまなみ海道なんて全然ましなんじゃあるまいか,と.
 坂はあっても淡路島よりは楽なはず.坂はあっても距離は琵琶湖より短いですし.
 それにこの前母が泊まりでしまなみ海道をレンタサイクルで走った時も,「それほどキツないから,あんたの足なら余裕」と言ってましたし.


 ところがどっこい,淡路島琵琶湖並みかそれ以上にへばりました.


 よう考えたらしまなみ海道って,山の中腹をずっと走ってるようなもんなんですよね.
 淡路島は南の方だけが激坂を含む山でしたけど,しまなみ海道は島を渡る度に橋があるんですよ.当然予想してましたけど,平地より坂の方が多い印象なのです.長い激坂がドカンとあるんではなく,じわじわ体力を削る坂がずっとある印象.橋自体も坂ですしね.
 特に愛媛県に入ってからはヤバいですね.
 広島県内はコース選びや道路の整備状況が素晴らしいのでまだ気楽なんですが,愛媛県側はコースもなぜここを選んだのかというような山の中であったり,道も汚かったり,サイクリングロードとしての整備が中途半端であったりと,観光客をしまなみ街道全体で迎え入れる体制にないわけです.

 
大きな地図で見る

 観光客を眺めていましても,広島方は尾道から多々良大橋渡って県境を越えてすぐの道の駅「多々良しまなみ公園」までの片道40キロ愛媛県側は来島海峡大橋のみの片道6.5キロだけを走ってる印象.
 つまり,大三島・伯方島・大島は,しまなみ海道であってしまなみ海道でないような,そこにいるのは全区間制覇したいサイクリストやトレーニング目当てで走ってるだけの人だけだったような気がします.

 そんなわけで,尾道から40キロ走り終えて多々良の道の駅で昼飯食って,「さぁこれから愛媛県側,今治まで残り30キロ,頑張るぜー」と気合い入れ直したサイクリストをいきなりガツンと萎えさせるあの状況は,何とかしてもらいたいですね.
 同行の陛下も,多々良の道の駅から別行動だったんですけども,今治駅までよく完走しはったと思います.


 そんな,しまなみ海道を見くびって往復を計画した私ですが,ぶっちゃけそれだけでもへばるわけはないのです.
 へばった理由,その2その3があるのです.


 まず,時間の問題があったのです.
 今回は2人で走ったわけですが,片やロードである程度経験を積んだ者,片やリア6速のみのミニベロで初輪行.当然速度やスタミナに違いがあります.
 でもせっかくなので,極力一緒に走りたいわけです.

 計算してみますと,朝7時から日が暮れる前,18時まで走るとして11時間.休憩を2時間入れるとして,全区間9時間ですよね.150キロ走ろうとすると,平均時速約17キロで走る必要があるわけです.
 多少日が暮れてもライトがあるし,完全に真っ暗になる19時まで走るとしたら,休憩2時間で10時間平均は時速15キロです.

 しかし実際に走ってみますと,ご本人も「先行ってください」と何度もおっしゃいましたが,数字通りは行かないわけです.
 休憩も,計画では合計2時間で考えてましたので,陛下の申告があるまで心を鬼にして引っ張っておりましたが,結局多々良の道の駅に到着したのが11時11分.向島の渡船船着き場から3時間55分かかりました.
 サイコンによる走行時間が2時間56分でしたので,大まかに言って行程の4分の1,40キロ走るのに1時間の休憩が必要だったわけです.
 往復で総休憩時間2時間は,計画倒れも甚だしいですね.

 で,そんな状況を踏まえまして,極力2人一緒に走れる時間を長く取りながら,私のしまなみ海道往復を達成するにはどうすればいいのか考えましたところ,11時頃どこかで昼食,その後12時に2人分離してそれぞれの速度で片や今治まで(そこから高速バス),片や今治往復尾道まで,ということになったわけです.
 つまり,修正計画は私の場合,

0716:向島渡船船着き場しまなみ海道サイクリングコース始端発(実際
 ↓
 40.2キロ(実測)
 ↓
1111:道の駅「多々良しまなみ公園」着,昼食(実際
1200:道の駅「多々良しまなみ公園」発(予定
 ↓
 37.22キロ(実測)
 ↓
1400:今治着発(予定
 ↓
 76.7キロ(実測)
 ↓
1800:向島渡船船着き場しまなみ海道サイクリングコース始端着(予定
 ↓
電車で尾道から福山へ移動

 となったわけです.
 陛下は1657発のバス便までに今治着,その後バスで福山1826着の予定に変更.福山で合流の運びです.
 陛下がこちらの希望を尊重してくれた上に,ご自分で動けるキャラであってくれて,助かりました.

 つまり何が言いたかったかというと,タイムリミットがある関係で,出しうる最高速度を出す必要があったわけです.
 当然,休憩するつもりはありませんでした
 その為に背中に水を積んでるし,行きしな途中までに補給食も買っておいたのであります.その上,以前ジャスト100キロ信号以外で休憩無しのサイクリングを成功させていましたので,勝算はあったのです.
 結局予定より30分以上早い17時28分に向島のサイクリングコース始端に帰って来れたのですが,やはりというか何というか,異様に疲れました


 次に,背中にかついでいた荷物の重量の問題がありました.
 ホント言いますと,私背中には水と貴重品以外入れる予定がなく,キャリアとそこに付けた専用カバンに,着替えや靴を入れようと思っていたわけです.

 しかしなんと,工具を忘れたんですね….
 前日チャリを組み立てているとき,うわーと思いました.

 とは言えもう仕方ないわけで.
 幸い泊まったホテルで荷物を預かってくれると言うことでしたので,使い物にならんキャリアとカバン,その他不要品はまとめて預けました.
 しかし着替え等はみんな持って行ったんですよね.なぜかと言いますと,走り終えてからどっかで風呂に入ろうと思っていたからです.
 本来ならこの辺が丸ごとキャリアに載せられたはずなんですが,今回はそれができず,背中のリュックのバラストになってしまったわけです.本来もっと軽くできたはずなのになという気持ちが,さらに背中の重量を増加させたような気がします.
 もしかしたら今までの輪行の中で,走行時のリュック重量は最大だったかもしれません.


 そんな3つの要因,若干なめての往復タイムリミット気分的重量増により,ずいぶん疲れたわけですが,まあ,そら疲れるわという感じですね.


 ぶっちゃけしまなみ海道,片道全区間制覇して帰りはバスか,尾道から多々良の道の駅までの往復だけで,十分かと思います.どっちもだいたい80キロぐらい走りますしね.
 帰りに寄った銭湯で番台のおばちゃんも,最初「往復」という言葉を理解できないようでした.なっかなかおらんようですね.往復する人は
 ゼロじゃないでしょうし,その銭湯に来た人で往復する人がいなかっただけかも知れませんが.

 いずれにせよ,来た道を引き返すのは正直なところ面白くありませんし,どっか一周か,始点と終点が全く別のところを走るのが,輪行は楽しいのかも知れません.それが本当の輪行だとも言えますし.


 とは言え達成感はありますね.
 初輪行ブロンプトンで片道約75キロを走破された陛下も大変満足されていましたが,私も,やりきった感があります.
 何よりよかったのは,陛下が自転車を嫌にならず,今後とも鋭意乗っていく,とおっしゃってくれたことでしょうか.もともと健康増進の為,あまり活用されてなかったブロンプトンを活用したいという意図を持っておられたのですが,しんどさに負けずに自転車道を今後とも前進してくださることは,一自転車乗りとしては嬉しい限りなのであります.

 逆にいうと,そういう方じゃなかったら今回の輪行は失敗していたのかも知れません.
 陛下のキャラクターにも感謝しつつ,例によって以下,だらだらと写真など入れて振り返りたいと思います.


 まずは今回のデータから.

当日の装備(走行時):ボトル1本(CCD水/自転車搭載)・自転車用リュック・ストリーマー(水2リッター)・財布・携帯2個・地図・メモ・ボールペン・パンク修理キット・Tシャツ1枚・ポロシャツ1枚・パンツ3枚・七分丈ジーパン・補給用食品3種類各1個ずつ
当日の服装(走行時):ヘルメット(ミラー付き)・指ぬきグローブ・半袖ジャージ・レーパン・ロード用シューズ・アイウェア


 尾道から,多々良の道の駅まで.

 しまなみ街道1

走行距離:40.2km
走行時間:2時間56分4秒
平均速度:13.7km/h
平均回転数:41rpm

ここまでの全行程(向島渡船船着き場しまなみ海道サイクリングコース始端~道の駅「多々良しまなみ公園」):約3時間55分
ここまでの全停止時間:約59分(写真数回・休憩数回・信号数回・料金所3回)

 平均時速を見て頂いても分かるように,このペースでは往復はできません.片道なら,陛下が行けることを証明してくださいました.
 ちなみに,陛下から今治駅に到着したというメールが入っていたのは16時49分.そのままそれが到着時刻だったとしたら,陛下のしまなみ海道全行程片道は,9時間33分になります.


 次に,多々良の道の駅から今治駅まで.

 しまなみ街道2

走行距離:37.22km
走行時間:1時間33分3秒
平均速度:24.0km/h
平均回転数:63rpm

ここまでの全行程(道の駅「多々良しまなみ公園」~JR今治駅):1時間52分
ここまでの全停止時間:18分57秒(写真数回・信号数回・料金所3回)

 この頃は元気で,平均時速がええ感じ出てますね.下り勾配も長かったですしね.つまり,復路はそれを登らなければならなかったわけです.


 で,復路.今治駅から向島のサイクリングコース始端まで.

 しまなみ街道3

走行距離:76.70km
走行時間:3時間31分38秒
平均速度:21.7km/h
平均回転数:57rpm

ここまでの全行程(JR今治駅~向島渡船船着き場しまなみ海道サイクリングコース始端):3時間45分
ここまでの全停止時間:13分22秒(補給2回・前輪で踏んだガム処理3回・信号数回・料金所6回)

 限りなく止まってなかったつもりでしたけど,意外と止まっているもんですね.
 アベレージが21以上出ててよかったです.
 走行距離は,行き(77.42キロ)より若干短いですが,行きは道間違えたりしましたし,停車回数も違うからだと思います.


 さて本題.
 午前7時ジャスト,尾道のホテルを出発.ホテルアルファ・ワン尾道

 
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 このホテル,部屋で自転車組み立てて置いておいてもいいということだったので,大変ありがたかったっすね.前日の内に準備ほぼ完了できましたし.

 尾道から向島へは,渡船(自転車込み110円)で向かいます.
 新尾道大橋と尾道大橋は危険らしく,サイクリングコースに入っていないからです.

 
大きな地図で見る

 渡船行き

 朝日がまぶしいですな.
 陛下は『けいおん!』への愛だけでブロンプトンを購入した猛者であります.
 しかもほぼ常時スーツとか.正直「エッ?!」と思いましたが,有りですね.しかもけいおんトートバッグに一眼レフ持参.何かと男前すぎです.

 対する私は普通にロードのカッコ
 そんな謎な2人組ですから,抜きつ抜かれつしていた観光集団の先導ロードの兄さんに,因島出る辺りで,「なんかの実験ですか?」と尋ねられたりしました.

 ツッコミどころ満載

 つかあん時僕も,iPhoneのアプリで傾斜測ったりしてましたねそう言えば.w


 まあそれはいいとして.7時16分,向島上陸.出走開始
 街中をブラブラ抜けて海岸沿いへ突き当たり,島を反時計回りに4分の1周し,最初の橋,因島大橋へアプローチ.

 因島大橋

 橋が見えたら,「おーーーっ!!」って感じですよ.
 そしてあっこまでヒルクライムだな,と.橋自体もイイ感じに登って下っております.

 因島大橋入口到着.
 広島県側の橋の入口はこんな感じですが,愛媛県側のそれは,もっと愛想ない感じです.

 因島大橋入口

 因島大橋内部.道路の下を走るのはこの橋だけですね.

 因島大橋内部

 バイクとチャリが対面通行なので,若干デンジャラスです.
 歩道との境目のブロックがまた危険.ヘトヘトになって帰ってくるときに横風でも吹いてブロックに当たったら,吹っ飛んで救急車間違いなし.しかもここで救急車呼んでも,車はここまでは入れませんし,やっかいなことになりそうです.
 安全速度で走れば問題ないんですけどね.ちなみに制限は30キロです.

 あ,帰りはこの橋渡って突き当たり(上の写真を撮っている位置付近),直角カーブがあります.「止まれ」の表示もありますが,あれはスピード乗ったままだと曲がりきれません.


 橋を渡って因島上陸後すぐ,急下り勾配があります.行きは気持ちいいですけど,帰りはとどめの激坂です.

 
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 気持ちよく海岸線沿いをちょこっとだけ走った後,なぜか一度島の中央に向かいます.
 いきなり激坂が待っております.

 激坂

 この坂をクリアしたら,愛媛県側の最後の島,大島まで激坂はありません.
 ちなみに広島県側の,橋にアプローチする坂はだいたいMAX4度ぐらいの角度なので,それほどきつくありません.愛媛県側は測ってませんが,広島県側の橋より若干きつめのような気がします.単に疲れてただけかも知れませんが.

 ヒルクラの洗礼を受け,最初の休憩はローソンにて.
 なんとスポーツ自転車用のラックがあります.テントも.

 ローソン

 まあ,この店だけでしたけどね.
 多々良の道の駅にもラックは装備してもらいたいもんです.
 ローソンは走り始めて1時間後くらいの,8時25分から37分まで滞在.この時平均時速はまだ16台でした.

 生口島に向かう生口橋

 生口橋

 平たく見えますが,全体に地味に下り勾配のような気がします.
 つまり復路は登り勾配.

 生口橋内部

 風もなく,大変走りやすかったです.
 見ての通り,天気も最高.めっさ日焼けしました.

 生口島は,海岸線を反時計回りに5分の3周ほど進みます.
 途中で休憩

 クランクの違い

 ブロンプトンの折りたたみ機構は素晴らしいとしか言いようがないですね.
 重たいチャリですが,折りたたんだときに転がす為のコマも付けれるようですし,常にどこへでも一緒に行けるチャリとして,私も欲しくなりますね.高いので今は無理ですが.

 つか今気付いたんですけど,ブロンプトンのクランクのチェーンリング,でかいですなぁ…
 僕のがノーマルの52-39Tなんですけど,それよりでかいような….

 調べたら,ブロンプトン純正だと50Tなんですね.リアが13T.内装6段.Twitterによると,モノによっては54Tもあるようです.
 こがせてもらうのを忘れてたので何とも言えませんけど,数字的には平地の高速走行用のセッティングと思います.
 私,実はスピード合わすためにインナー39Tで走ってた(=足にほとんど抵抗なし)んですが,それを考えると同じ距離走るのに,陛下は僕の倍ぐらい消耗したんじゃないかなと思います.

 うわーホントお疲れさまでした


 さて,サイクリングロードですが,広島県側は地面に青いラインが入っており,道に迷うことはほぼありません.ラインが切れたら間違いです.

 ライン

 ラインの途中には,今治まであと何キロかの表示もあります.当然逆サイドは尾道までのキロ数が書いてあります.

 表示

 公衆便所も豊富にあります.

 便所

 ローソン等のコンビニもたくさんありますし,休憩やトイレ,補給の心配はありませんね.
 上の写真のラックのあったローソンでは,「橋渡るのに50円が要るんで,50円多めにお釣りくれませんか」といったことにも対応してくれました.

 そう,橋渡るには50円がいるんですよ! 100円や200円の橋もありますが,往復1000円分の50円玉を持っておくと便利ですよ! そうすれば停車せずに支払いも可能ですしね.


 特に意味ないですけど,パーヤン
 昔のバスは味がありますな.

 パーヤン

 多々良橋手前
 あれを渡ったら飯にしましょうとか話してました.向こう岸にある道の駅「多々良しまなみ公園」までは,この位置から30分くらいだったでしょうか.

 多々良大橋

 腕が汗で透けてるし….そら暑いと思います.
 私も復路途中で,体中に塩が結晶しているのに気付きました.海風の塩なのか自分が出したものなのかわかりませんが…ってどっちもですかね.
 レーパンの上が白くなったのは初めてでした.

 橋の上.

 多々良大橋内部

 ワイヤ.
 いい天気ですね.

 ワイヤ

 大三島に上陸したら,懐かしのHS…だったかな…がいました.
 ぐるりと回ってヘリの向こうを左から右へ下っていきます.手前の道は走りません.

 HS.jpg

 道の駅「多々良しまなみ公園」に到着.11時11分頃

 道の駅

 陛下は海鮮丼,私はイカちゃん(ピリ辛イカ丼1100円)を頂きました.

 イカちゃん

 こっから2人別行動
 陛下は16時57分今治発福山行きの高速バスまでに今治駅到着を目指し,私は今治駅折返し尾道まで走り抜け,尾道から電車に乗り,福山で合流する計画です,

 計画より8分早い11時52分,多々良しまなみ公園発.
 本格的に愛媛県に入ります.
 サイクリングロードは,看板がたまにあるだけの一般道と化します.それまでの印象とガラッと変わってしまうので,正直何事かと思いますよ.

 愛媛県側の看板

 大三島橋
 この橋と因島大橋だけ,構造が違います.因島大橋は2階建て,他は1階だけの吊り橋ですよね.

 大三島大橋全体図

 建造時に息切れした跡が残る,車道をつぶした歩道.我々は走りやすくてこの方がいいですけどね.

 大三島大橋

 伯方島には,橋脚だけが山の中に残されている場所もあります.

 この次の伯方・大島大橋も同様,車道が対面通行です.

 伯方大島大橋内部

 大島入りしたところには使われていないトンネルが.
 いつでも片側2車線に改造できますが,そんな日は来るんでしょうか.

 トンネル

 先ほど渡った伯方・大島大橋
 この辺は潮の流れが激しいようで,白波がゴソゴソと立ってました.
 それ目当てでしょうか.魚釣り客が大量におりました.

 伯方大島大橋

 この魚釣り客,地味に危険です.
 後ろ見ずに竿を道路に思いっきり振るんですよ.道路の白線を越えて立ってたりもしますし,車で来るから路上駐車もします.
 混んでる道じゃないので路駐はいい(ホントはダメ)にしても,竿を振るときは後方確認ぐらいしてもらいたいもんです.我々も気をつけないと,殺される危険性があります.

 大島は,島の中央を半分登り,半分下ります.4キロ登って5キロ下る感じでしょうか.
 次の橋が見てくるとやったーって感じですね.
 しかしながら帰りまたこの山越えなけりゃならんのかと思うと,ゲンナリしました.

 来島海峡大橋が見えた

 来島海峡大橋は第1から第3まであります.

 来島海峡大橋全体図

 なんだか登り切ったら昇天しそうな印象.

 来島海峡大橋アプローチ

 来島海峡第2大橋の真ん中辺でしょうか.登り切ったと思った場所から後ろを振り返ってみますとこんな感じ.
 この橋,6.2キロあるんですけど,ちょいちょい2センチぐらいの段差がありますので,適正空気圧ない自転車でスピード出しすぎますとリム打ちするかも知れませんね.段差のところで荷重を抜くテクも必要かも知れません.

 来島海峡12

 わーいあとは下りだーと思ったら,第3大橋でさらに登るのが見えて「おわー」と思いました.
 どうやら標高だけで見ると,しまなみ海道で最も高いようですね.第3大橋が.

 来島海峡第3

 渡ったら四国上陸です.
 サイクリングターミナル「サンライズ糸山」は鋭意通過して,猛烈ダウンヒルを抜けたら海岸を走れます.
 海岸から来島海峡大橋3本を撮影してみる.(クリックしたら大きな写真に)

 来島海峡大橋合体

 iPhoneの地図で平地ばかりを走れるところを探し,神社の脇を抜けてダイソー付近の角から国道317入りし,13時40分,今治駅到着.なんか奇麗で驚きました.

 
大きな地図で見る

 もっとこう,平屋でヤードが広い田舎の駅…的なのを想像していたもので.現地の人すいません偏見です….

 今治駅

 写真撮影だけして,折り返し今治駅13時43分発.現地滞在時間3分.

 あとはひたすら必至に尾道を目指し….

 17時28分,向島渡船船着場着

 渡船

 いや~しんどかったです.
 何がキツかったかって,尻…と言うか股間と尻の間…狭義の会陰が痛くてたまらんかったんですよね.毛がヤスリみたいになって表皮を傷付けているのも問題でした.
 傷に関しては今後,会陰にクリームを塗って乗ることで対策としたいと思います.一度会陰の毛を抜いてみるのもその内試してみようかと思います.サドルももしかしたらもそっとクッション性のある方がいいのかも知れませんね….お金かかりますけど.
 それと,なんか途中からレーパンのパッドが尻に食い込んできましてですね.これが気持ち悪かったんですよねぇ….前までそんな気にならなかったんですけど.もしかしてもう劣化してきてるんでしょうか.柔らかサドルにパッド無しレーパンって方向性も有りなのかなーとも思えます.
 でもパッド無しレーパンだと競泳用水着状態なので,抵抗有るんですよねぇ.
 この辺り,何かと今後の課題です.

 次に痛かったのは首ですね.首というか肩から首にかけて伸びる筋肉ですわ.
 これが痛いと,首がだんだん下がってくるんですよね.前が見れなくなり,地面ばっかり見ちゃうわけです.
 しかしそんなんに負けたら事故りますから,必死に首を上げなければなりません

 以前から自転車は気持ちで負けたら終わり,最終的には気合いと言うか精神的強さだと思ってましたが,今回特に感じましたね.


 あと問題は,リュックとキャリア関連でしょうか.
 リュックストリーマーを積む関係,自転車をたたんで輪行バッグに入れて移動する際の容量の関係から,今のまま買い換える予定はありません.ありませんが,やっぱ自転車走行時には極力軽くしたいんですよね.
 今回は工具を忘れたためにキャリアを装着できず,リュックに荷物がある程度入っていた為,背中への負担,尻への負担が大きくなってしまいました.
 宿に荷物をかなり預けられた為だいぶましでしたけど,それは往復だからできること.輪行は元いたところに戻ってくるとは限りません.不測の事態も考えられます.
 つまり,荷物は全て持って移動できなければ輪行とは言えません

 結局,リュックの荷物をキャリアに極力移動させることで,背中にはストリーマーとリュック,補給食や貴重品だけにする方向に落ち着くのですが,今回はキャリアが使用不能,使えてもキャリア用バッグの容量的に全て持って移動することは不可能と思われました.

 工具忘れ対策は,アーレンキーを常時入れておけばいいのでしょうけど,それでは重量増になりますし,せっかく携帯工具があるのにもったいないのでそれは却下.
 なので,持ち物及び点検チェックオフリストを作り,それにより輪行前の準備を万端にすることとしたいと思います.

 キャリア用バッグはリストラします.
 もともと買う予定はなかったんですが,自転車屋のおっさんに「ロードにキャリア付けるならカバンも付けなきゃ格好悪いやろ?!」などと言われ,容量的に大丈夫とも言われたので買ったんですが,正直カッコもあんまりですし,容量もありませんでした
 多分あの店長,レースは知ってるけどロードによる輪行の経験はないんやろなー上から目線だしなーもう行かねー等と,最終的に購入の判断を出した自分は棚に上げてぼやきつつ,今後は風呂敷でも用意して,荷物はその中に入れてキャリアに積むことにします.
 その為,キャリアに直接テールライトを装着できるパーツを買わねばなと思います.

 自転車完成予想図

 そうそうリュックですけど,これもたまには洗わないとダメですね.特に夏使ったら2回に1度は水で流したいです.なぜなら,以前の汗の臭いが,再び汗が染みこむとによって復活するからです.
 電車も利用する輪行,悪臭発生源になることは極力避けたいものです.

 そういう意味では,自転車走行後の汗を流す銭湯の存在も,事前に調べておきたいものです.
 今回はうっかり忘れてたんで宿の人に訊いちゃいましたけどね.近所にあったんで助かりました.

 
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 そんなわけで今回のしまなみ海道輪行,良い経験になったと思います.

 陛下もホントによく頑張ってくれたと思います.状況の変化に柔軟に対応してくださいましたしね.最後に気合いを振り絞れる負けん気の強さも,素晴らしかったと思います.
 正直,多々良の道の駅で別れた後,もしかしたら今治まで行けずに途中のバス停でリタイヤするかもなーと思ったりもしていましたもので.(もちろん真剣に無理の場合のリタイヤは必要)
 しかも,上でも書きましたけど,今回のことで嫌気がささず,今後ともブロンプトン活躍させたい,健康のためにも乗っていきたいという前向きな方向に気持ちが加速したというのは,本当に良かったと思います.

 私も,ロードでガチのトライアル的輪行だけじゃなく,ブロンプトンみたいなミニベロで,気軽に旅行しつつチャリも乗るという輪行もいいなぁと思うようになりました.
 それにしてもブロンプトンってば16万ですか….

 Twitterで呟いてたら,神戸のブロンプトンジャンクションというお店なら英国同様オーダーメイドできるという情報を投げてくださった方がおられました. 

 …コンポのアルテグラ化をやめて,ブロンプトンを買うというのもありかもですなぁ.
 まあ今後どうなるか分かりませんが.


 そんなわけで長々と書いて参りましたが.

 今回,輪行はサイクリングと言うよりは旅行の部類なのかなと,思いました.スポーツ好きよりは旅行好きの人のジャンル.
 とは言え単なる旅行好きにも荷が重いですから,チャリでガチな方向に一直線ではない,少し緩いサイクリスト且つ旅行好きの人向けでしょうかね.自転車と旅行,どっちも好きでないと無理です.
 お金もある程度かかりますしね.

 とは言え輪行は,やったことない人にはやってもらいたいです.特にロード乗りには.
 なぜなら輪行は,する度にいろんなことが分かると言いますか,(人生)経験が増えるからです.
 自転車乗りは,特にロードに乗ってスポーツに特化してる人は,私もそういうとこ有りましたけども,心が狭くなりがちです.
 そういう心を,輪行は改善してくれるような気がします.旅要素が大きいからこそなのだと思います.

 ですからロード乗りは,輪行すべき人種だと思います.やったことない人は,是非おすすめです.
 しまなみ海道往復,平均時速約21.5キロで休憩無しだと7時間.それは無理なので飯休憩入れてで8時間.もしその他に途中2回,15分ずつ休憩を入れるとしたら9時間でしょうか.
 なんと9時間あれば往復できますよ!

 まぁしまなみ海道にこだわりませんけど,輪行,是非トライしてみてくださいませ!
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No title

お疲れさまでした~。

草木さんの撮られる写真はどれも美しいですね~。

しまなみ海道は自分も去年の9月に走ったことが
あったのでモニタの前でつい「あ!ここ通った通った!」と
声を上げてしまいましたw

島と島を結ぶ橋ばかりが注目されますが
肝心の島が地味~にしんどいですよね(ノ∀`)

あのテントつきのローソンはまさにオアシスでしたw

No title

お疲れさんでした。往復150キロは凄い。流石ですね。

橋のデザインが綺麗ですね。

>ブロンプトン
 調べたら確かに高いですね。これは簡単に手が出せないのは判ります。(^^;

余談ですが、昨年購入したHOBBY JAPAN誌10月号のオマケのキットに、この自転車のプラモが付いてた事を思い出しました。丁度、figmaを跨らせる事が出来るサイズです。

>HSS-2B
 海自の対潜ヘリコプターが展示されてる所があるんですね。出来れば、屋根を付けてくれたら良いのですが。(^^;

ありがとうございます.(^^)

 写真お褒め頂きありがとうございます.(^^)
 iPhone4の性能に助けられております.

 しまなみ街道いいトコですよね~.
 ほんと,むしろ島がアレですよ….特に愛媛県側….
 今度行くときは違う道も通ってみたいですね.

 あのローソン,武蔵屋さんもご利用されましたか.ww
 順応性が高い店ですわホント.w

あーHSSでしたか.

 S1個抜けてましたか.(^^;
 舞鶴教育隊にも置いてあったんですが,僕が修業する頃には撤去されておりました.痛みが激しくて危ないので捨てられたようです.

 ありがとうございます.
 むっさ疲れましたが,おかげさまで無事に帰って来れました.

 ググったらブロンプトンのおもちゃが出てくるんですが,それだったんですね.figmaサイズの.
 ちょっと欲しくなります.w
プロフィール

草木一山

Author:草木一山
15年来のMacユーザーな同人マンガ描きのオタリーマン.家族と自転車とアニメが趣味.
http://wistariya.net/

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